「結婚式はしないけれど、ふたりの大切な節目は、ちゃんとカタチに残したい」そんな想いから、フォトウェディングを選ぶカップルが増えています。
華やかな式を挙げることだけが結婚ではなく、自分たちらしい方法で、ふたりの愛を記録に残す。それが、フォトウェディングです。
費用や準備の負担が少なく、好きな場所・好きな衣装で自由に撮影ができるからこそ、ナチュラルに、でもしっかり心に残る一日を過ごせます。
この記事では、フォトウェディングの基本やメリット、気になる費用、人気の撮影スポットまで、まとめてご紹介します。

■ フォトウェディングとは?
フォトウェディングとは、挙式や披露宴を行わずに、写真撮影のみを行うウェディングイベントのことです。「フォト婚」「写真だけの結婚式」とも呼ばれ、今では結婚式をしないカップルの定番選択肢の一つになっています。
フォトウェディングは一般的な結婚式に比べて、費用を大幅に抑えられるのが魅力です。
さらに準備の手間も少なくて済み、撮影のロケーションや衣装を自由に選べるため、以下のようなカップルに人気があります。
・派手な式は苦手だけど記念は残したい
・シンプルでプライベートなセレモニーを希望
・家族に晴れ姿を見せたい
・結婚の節目としてふたりの想い出を形にしたい
さらに、ファミリアウェディングなら、豊富な撮影プランの中から、ご希望のスタイルや費用感を選択できます。
「ふたりのこだわりを詰め込んだ、自由度の高いフォトウェディングを叶えたい」と願う方は、ぜひ注目してみてください。
■ フォトウェディングのメリット
フォトウェディングは費用面や準備の簡単さ、自由度の高さなど、さまざまなメリットがあります。一般的な結婚式と照らし合わせながら、その魅力を探ってみましょう。
◇ 費用を抑えられる
フォトウェディング最大のメリットは、費用が大幅に抑えられることです。
一般的な結婚式では、会場費や招待客の飲食費、ギフト代など、じつに多くの費用がかかります。「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」によると、挙式・披露宴を行う結婚式の全国平均総額は343万9,000円※でした。
一方、ふたりだけのフォトウェディングなら、ゲストに対する費用がかかりません。基本的に、スタジオ撮影・衣装レンタル代・ヘアメイク代だけで済みます。
数万円~数十万円ほどで、ふたりの理想的なプランを選びやすいのがフォトウェディングです。
※参考:
「ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ」
◇ 準備が比較的簡単
フォトウェディングのメリットには、準備が比較的簡単であることも挙げられます。
一般的な結婚式では、会場の予約からゲストの招待、席次表の作成まで、多くの準備が必要です。対するフォトウェディングでは、スタジオ選びや衣装選びに集中しやすく、準備にかかる時間と手間を大幅に節約できます。
フォトウェディングは、特に仕事や他の準備で忙しいカップルにとって魅力的な選択肢といえるでしょう。
◇ 撮影場所を自由に選べる
撮影場所を自由に選べることも、フォトウェディングのメリットの一つです。
一般的な結婚式は、チャペルや神社で行いますが、フォトウェディングでは撮影が許可されている場所であれば、どこでも自由に選択できます。
例えば、自然が豊かな公園やビーチ、また歴史的な建造物を背景にするほか、ふたりの 思い出の詰まった特別な場所を選ぶこともできます。
撮影場所のバリエーションの多さや自由度の高さは、カップルの希望に合わせたオー ダーメイドのフォトウェディングを実現する為の重要なポイントです。
◇ 衣装の選択肢が多い
フォトウェディングでは、ロケーションに加え、衣装も自由に選べます。
通常の結婚式や披露宴では制約がある場合が多いですが、フォトウェディングではそのような制限がありません。ウェディングドレスや伝統的な和装、カジュアルな私服スタイルなど、好きな衣装を選べます。
■ フォトウェディングの費用相場
フォトウェディングにかかる費用は、撮影スポットやオプション内容によって大きく変わります。それぞれの相場は以下のとおりです。
※いずれも基本プランの目安です。衣装の追加やアルバム制作、全カットデータ購入などは別料金になるケースもあります。
フォトウェディングは、内容にこだわるほど費用もかかります。
「とにかく費用を抑えたい」ならスタジオ撮影、「自然の中や思い出の場所で撮りたい」ならロケーション撮影を検討するなど、予算と希望に合わせて、無理のないプランを選ぶようにしましょう。
■ おすすめの撮影スポット
フォトウェディングの撮影スポットは、大きく分けて「スタジオ」と「屋外ロケーション」の2つです。
それぞれ魅力がまったく異なるため、おすすめポイントをチェックしてみましょう。
◇ おすすめ撮影スポット(1)スタジオ
「撮りたい写真のイメージが明確にある」というカップルには、多彩なセットを備えるスタジオがおすすめです。
フォトウェディングで使用されるスタジオには、白を基調としたシンプルで洗練されたスタジオや、アンティークな雰囲気のあるスタジオ、都会の夜景をバックに撮影できるスタジオなどがあります。
どのスタジオを選ぶかによって写真の雰囲気が大きく変わるため、希望するスタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
また、屋内での撮影となるため、天候を心配せず、撮影に集中したい方にもぴったりです。
◇ ファミリアウェディングなら23の撮影シーンをご用意
ファミリアウェディングなら、和洋どちらのテイストにも対応するスタジオで、23の豊富な撮影シーンから選択できます。
スタジオ内でありながら最低でも4つのシーンを撮影でき、ご希望に沿いやすいよう費用も幅広く設定されているのが特徴です。
衣装もおふたりで2着から6着まで含まれるほか、家族と一緒に撮影できるプランもあり、より多彩なスタジオ撮影を実現できます。
◇ おすすめ撮影スポット(2)屋外ロケーション
「思い出の場所で撮影したい」「躍動感のある写真を残したい」というおふたりにおすすめなのが、屋外ロケーションです。
ロケーション撮影は、自然の風景や歴史的な建造物、ふたりの思い出の場所を背景にして撮影を行うスタイルです。四季折々の自然を感じながら撮影できるため、スタジオ撮影では味わえない開放感があります。
また、風の強い日には風にたなびくドレスがドラマチックに映る1枚が、また歴史的な場所では、建物とのコントラストが美しい写真が生まれるなど、臨場感たっぷりの写真を撮影できるのも魅力です。
◇ ロケーション撮影が叶うプラン
ファミリアウェディングのロケーション撮影は、都内を中心としたロケーションでの洋装・和装フォトに加え、独立型チャペルや歴史的建造物、海岸でのフォトも選択可能です。
■ フォトウェディングの準備の流れ
フォトウェディングの準備期間~当日までの主な流れは、以下のとおりです。
【撮影スタジオ選び→撮影イメージ固め→予約】
撮影当日の詳しいスケジュールは、以降で詳しく説明します。
◇ 撮影スタジオを選ぶ
スタジオ選びの重要ポイントは、希望するイメージに合わせたスタイルを提供しているかどうかです。
ナチュラルな雰囲気やクラシックなスタイルなど、自分たちのテーマに合ったスタジオを選びましょう。ホームページやSNSを見ると、過去の撮影実績や作品が載っていることが多いので、ぜひ参考にしてみてください。
◇ 希望するイメージを固める
撮影スタジオを選んだら、スタジオのスタイルを念頭に置き、希望するイメージをしっかり固めていくことが大切です。
どのようなスタイルの写真を撮りたいのか、どの季節や時間帯が理想なのかを明確にすることで、ロケーションや衣装選びがスムーズに進みます。
なお、イメージが固まらない場合、SNSの活用が便利です。先輩花嫁・花婿のさまざまな写真を見て、自分たちの希望に近いスタイルをピックアップしましょう。
◇ 会社の信頼度チェック&予約
撮影スタジオを予約する前には、運営元の会社も併せて確認してみてください。
口コミや評価をチェックし、提供されるプラン内容と費用を比較検討したうえで、自分たちのニーズに合っているかをいまいちど見極めましょう。
最後に、実際に問い合わせを行う際は、担当者との相性や対応の質も確認しておくのがベストです。
■ 撮影当日のスケジュール例
フォトウェディング当日は、ヘアメイクや着替えから撮影、写真の確認までを半日~1日程度で行うのが一般的です。
プランや撮影内容によって多少前後しますが、おおよその流れは次の通りです。
【基本的な流れ】
(1)来店・受付
・スタジオまたは指定場所に集合
・撮影希望内容のヒアリング
(2)ヘアメイク・着替え(約1.5〜2.5時間)
プロのスタイリストによるヘアセットとメイク
・事前に選んだ衣装に着替え、最終フィッティング
(3)撮影(スタジオ:1~1.5時間 /ロケーション:1.5~2時間)
・カメラマンの指示に沿って撮影
・ロケーション撮影では移動や天候確認も含めて進行
写真セレクト・アルバム相談(30分〜1時間程度)
・撮影後に写真を確認し、気に入ったカットを選定
・アルバムやデータ納品の形式を選ぶ
撮影をスムーズに進行させるためにも、事前にタイムスケジュールと必要とされる時間を把握しておくと良いでしょう。
■ まとめ:ふたりらしいフォトウェディングを叶えよう
フォトウェディングは、結婚式に比べて費用を抑えられ、大掛かりな準備も要りません。それでいて、衣装やロケーションなど、選択の幅が広いところが魅力です。
スタジオ撮影やロケーション撮影など、さまざまなプランが用意されているため、予算内で最適なプランを見つけられるでしょう。
120年以上の老舗衣装店が手掛けるファミリアウェディングで、おふたりのこだわりを詰め込んだフォトウェディングを叶えませんか?