近年、結婚式のスタイルも多様化し、かしこまりすぎず、でも特別な思い出を残したいという声が増えています。そんなカップルにぴったりなのが「会食付きフォトウェディング」です。
会食付きフォトウェディングとは、プロカメラマンによる写真撮影と、家族や親しい友人との会食をセットにしたウェディングスタイル。挙式や披露宴の代わりに、撮影と食事をゆったりと楽しめるため、「写真も思い出も、両方大切にしたい」という方におすすめです。
この記事では、会食付きフォトウェディングの基本情報から、気になる費用相場、準備の流れ、そして成功させるためのコツまで、まとめて解説します。あなたにぴったりのスタイルを見つけて、忘れられない1日を叶えましょう。
■ 会食付きフォトウェディングとは?
会食付きフォトウェディングとは、プロのカメラマンによるウェディング写真撮影と、家族や親しい友人との会食を組み合わせた、新しい結婚式の形です。
大規模なセレモニーは行わず、写真と会食に特化することで、よりカジュアルでアットホームな雰囲気を楽しめるのが魅力です。
特に、以下のようなカップルに選ばれています。
・費用を抑えたいけど、写真も会食も妥協したくない
・少人数でアットホームな結婚式を希望している
・自由なスタイルで自分たちらしい結婚式をしたい
・準備期間を短縮して気軽に結婚式を挙げたい
・美しい写真を一生の思い出として残したい
◇ 従来の結婚式との違い
会食付きフォトウェディングと従来の結婚式の大きな違いは、費用と規模です。従来の結婚式は豪華で大規模に行われることが多く、準備や費用の負担が大きくなる傾向にあります。
一方、会食付きのフォトウェディングは少人数向けで、カジュアルな雰囲気が特徴です。規模を抑えつつも、写真撮影と食事を一緒に行うことで、費用を抑えながら心温まるイベントを楽しめます。
■ 会食付きフォトウェディングのメリット
なぜ今、多くのカップルが会食付きフォトウェディングを選ぶのでしょうか。フォトウェディングだけでは叶えられないメリットを5つご紹介します。
◇ 費用を大幅に抑えられる
会食付きフォトウェディング最大のメリットの一つは、費用を大幅に抑えられることです。大規模な披露宴に比べて、会場費や飲食費、装飾費などが抑えられます。節約して浮いた費用は、新生活やハネムーン、写真撮影の追加オプションなどに充てることも可能です。
◇ 家族と特別な時間を過ごせる
会食付きフォトウェディングは、少人数での開催が主流のため、ゲスト一人ひとりとゆっくり交流する時間がもてます。家族や親しい友人と、心ゆくまで親密な時間を過ごし、絆を深められるのがメリットです。大切な人たちとリラックスした雰囲気の中で、心温まる時間を共有できます。
◇ カジュアルな雰囲気でくつろげる
形式ばった結婚式が苦手なカップルでも、会食付きフォトウェディングならカジュアルな雰囲気でリラックスして過ごせます。ドレスコードの自由度が高く、新郎新婦はもちろん、ゲストも気兼ねなく楽しめるため、笑顔あふれる一日になるでしょう。
◇ 準備の負担が少ない
会食付きフォトウェディングは、準備の負担が軽減される点も大きな魅力です。従来の結婚式では多くの準備が必要ですが、その手間が大幅に減ります。多くのプランでは、プランナーが衣装選びや会食のメニュー決めなどをサポートしてくれるため、新郎新婦はストレスフリーで当日の準備を進められます。
◇ 自分たちらしい演出を取り入れられる
形式にとらわれない会食付きフォトウェディングでは、演出の自由度が高いのもメリットの一つです。例えば、思い出の場所でのロケーション撮影や、特定のテーマに合わせた会食会場のデコレーション、参加型のサプライズ企画など、自分たちらしい個性を最大限に活かした結婚式を演出できます。
■ 会食付きフォトウェディングの費用相場と節約ポイント
会食付きフォトウェディングの費用は、30万円~120万円程度が相場です。具体的な費用は、選ぶプランや内容、会場によって大きく変動します。
以下では、プラン別の費用相場と内訳、賢く予算を抑えるコツをご紹介します。
◇ プラン別費用相場と具体的な内訳例
プラン別の費用相場と内訳例は、以下の通りです。
・カジュアルなレストランでの会食+撮影:30万円〜70万円程度
・都心ホテルの個室や専門式場での会食+撮影:80万円〜120万円程度
・内訳の例:撮影料、衣装代(レンタル)、ヘアメイク、会食費用(飲食代、会場費、装花代、引出物etc)、アルバム作成費用など
上記のように、プランの選び方によって費用が大きく変わってきます。プランによって含まれる内容も異なるため、予算とのバランスを考えながら選ぶことが重要です。
◇ 賢く予算を抑える3つのコツ
予算を抑えるためには、以下の3つのポイントを意識してみてください。
・優先順位を明確にする
・パッケージプランを活用する
・平日やオフシーズンを選ぶ
まず、「写真にはこだわりたいけど、会食はシンプルでOK」など、予算をかける部分と抑える部分を事前に決めておきましょう。プラン選択では、個別のプランより、撮影から会食までがセットになったパッケージプランの方がお得になるケースが多いです。
また、時期を選べる場合、土日祝日や結婚式のトップシーズンを避けることで、費用を抑えられる場合があります。
■ 会食付きフォトウェディングの準備と流れ
会食付きフォトウェディングを滞りなく進めるためには、事前の準備がカギとなります。以下では、準備期間から当日までの一般的な流れをチェックしてみましょう。
◇ ステップ(1)プランと会場の決定
まずはフォトウェディングの撮影場所と会食会場を探し、希望に合ったプランを選びます。撮影と会食を同じ会場で行う場合もあれば、別会場や別日で実施するケースもあります。人気の会場は早めの予約が必須なので、おおよそ3〜6ヶ月前から動き出しましょう。
◇ ステップ(2)ゲストリストと招待状の作成
プランと会場が決まったら、招待したい家族や友人をリストアップし、両家の家族構成や人数のバランスを考慮して招待客を決定します。日程が決まったら、招待状や案内を送りましょう。
招待状にはカジュアルな会食であることを明記し、場所、日時、ドレスコードなどをわかりやすく伝えましょう。返信期日を設けるのも大切です。
◇ ステップ(3)演出やメニューの打ち合わせ
会場スタッフやプランナーと、撮影・会食の流れや演出内容を打ち合わせます。打ち合わせで決定する主な内容は、以下のとおりです。
・撮影と会食の流れや演出
・フォトグラファーや衣装、ヘアメイクの手配
・料理メニューや席次表
・引き出物 など
会食の演出には、ゲストとの会話をメインに、思い出のムービー上映や、サプライズのメッセージ、ミニゲームなどを取り入れるとより一層盛り上がります。ぜひ検討してみてください。
◇ ステップ(4)持ち物など当日の最終チェック
撮影日が近づいたら、会場担当者と当日の流れや持ち物、ゲストの出欠などを最終確認します。問題がなければ、当日は以下の流れに沿って進行していきます。
1. 新郎新婦のヘアメイク・着付け
2. 写真撮影
3. ゲスト集合・会食会場へ移動
4. 会食スタート
5. お開き・ゲストお見送り
■ 会食付きフォトウェディングの注意点
会食付きフォトウェディングを成功させるためには、いくつかの注意点があります。失敗しないためのポイントを2つチェックしてみましょう。
◇ 優先順位をつけてゲストを選ぶ
招待する人と人数を決める際は、家族構成や友人関係を考慮に入れることが大切です。まず、親族や親しい友人を中心にリストアップし、それに基づいて適切な人数を決定しましょう。次に、招待したい人の優先順位をつけ、重要な人々が参加できるように調整します。会場選びにおいては、会場が狭すぎるとゲストが窮屈に感じるため、人数に合った広さを選びましょう。
◇ ゲストへの思いやりを忘れない
会食付きフォトウェディングに限らず、ウェディングイベントでは、ゲストへの丁寧な対応が求められます。招待状は早めに発送し、出席の確認を忘れずに行いましょう。会食当日は、小さなギフトや手紙を用意しておくと、ゲストに感謝の気持ちが伝わるでしょう。
また、スピーチや挨拶をする場面では、背伸びしすぎず、自然体を心がけてみてください。ゲストが心地よくいられることを意識すれば、思い出深いイベントになるはずです。
■ 家族と過ごす新しいフォトウェディングの形を叶えよう
会食付きフォトウェディングは、美しいウェディング写真を残しつつ、大切な家族や友人と心温まる時間を過ごせる、新しい結婚式のスタイルです。費用を抑えながらも、準備の負担が少なく、自由な演出ができるなど、多くのメリットがあります。
家族との絆を大切にしたい方には、
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2021年にリニューアルした最新のフォトスタジオでは、和洋23シーンから選べる多彩な撮影が可能。ホテル総料理長監修の上質なフレンチも楽しめるため、幅広い年代のゲストに喜ばれます。あなたらしい会食付きフォトウェディングを計画し、最高の1日を実現してみませんか。